衆議院議員総選挙の投票率(小選挙区)
定義
総務省が公表している「国政選挙における投票率の推移」のグラフから、衆議院議員総選挙の選挙区(小選挙区)の全国投票率を書き写したもの。総務省のグラフは第22回(昭和21年)から全回を載せているが、この系列に入れているのは、投票日を総務省の「衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査結果」の一覧で確認できた第44回以降にとどめている。加工は「グラフから数値を読み取り、回次ごとに投票日を付けた」ことのみで、計算・指数化・順位付けは行っていない。
読み方
この系列の数字を読むときに前提となる制度上の事実です。数字が多いか少ないか、増えたか減ったかの評価は書きません。
- この数字は選挙区(小選挙区)の投票率で、比例代表の投票率とは別に集計されている。総務省のグラフも両者を分けている。
- 平成8年(第41回)に小選挙区比例代表並立制が導入されており、それ以前の回の数字は大選挙区・中選挙区での投票率にあたる。この系列が第44回から始まるのはその境より後になる。
- 平成17年(第44回)より期日前投票制度が、平成29年(第48回)より18歳以上への選挙権年齢の引き下げが適用されている(いずれも総務省の注記による)。投票率の分母である選挙人名簿登録者数の範囲が回によって変わる。
- 衆議院議員総選挙は解散によって時期が決まるため、実施の間隔は一定ではない。年次の統計として等間隔に並べて読むことはできない。
注記: 総務省が公表しているのはグラフ(PDF)で、表形式の数値ファイルは見あたらない。値はPDFの数値ラベルから取っており、各ラベルがグラフ上のどの点に対応するかは、点の座標から読み取った値と照合して確かめている(照合の残差はいずれも0.02ポイント未満)。
観測値
| 時点 | 観測点 | % |
|---|---|---|
| 2005年9月11日 | 第44回衆議院議員総選挙 | 67.51 |
| 2009年8月30日 | 第45回衆議院議員総選挙 | 69.28 |
| 2012年12月16日 | 第46回衆議院議員総選挙 | 59.32 |
| 2014年12月14日 | 第47回衆議院議員総選挙 | 52.66 |
| 2017年10月22日 | 第48回衆議院議員総選挙 | 53.68 |
| 2021年10月31日 | 第49回衆議院議員総選挙 | 55.93 |
| 2024年10月27日 | 第50回衆議院議員総選挙 | 53.85 |
| 2026年2月8日 | 第51回衆議院議員総選挙 | 56.26 |
出典
- 総務省 : 国政選挙における投票率の推移
- 総務省 : 国政選挙における投票率の推移(グラフ・PDF)
- 総務省 : 衆議院議員総選挙・最高裁判所裁判官国民審査結果
このデータの作り方と限界
- 取得方法: 総務省 000255919.pdf を pdfminer.six で解析し、(1) データ点のマーカー図形の座標、(2) 数値ラベルのテキスト、(3) 縦軸の目盛りラベルの座標、の3つを取り出した。マーカーのy座標から目盛りで値を逆算し、その値に最も近い数値ラベルを一意に割り当てている。ラベルは重なりを避けて横にずらされている箇所があるため、ラベルのx座標だけで回次に割り当てると取り違える(実際に参議院側の第15回・第16回で入れ替わった)。
- 第43回以前を入れていないのは、投票日を総務省のサイト上で確認できなかったため。値そのものはグラフに載っている。