設計と運営の原則
このページは、JapanTracker の現在の方針を読むための入口です。詳細はテーマごとの文書に分け、ここには全体を通底する原則だけを置きます。
事実と、その作られ方を残す
JapanTracker は、政治や社会についての事実を出典とともに蓄積します。同時に、そのデータをどのAIが、どの条件で、どのように調べて作ったかも残します。
評価や結論を正解として提供しない
JapanTracker 自身の政治的評価や結論を、事実であるかのように提供しません。「中立です」とも名乗りません。代わりに、利用者が出典と生成過程を確認し、自分で評価できる状態をつくります。
人間の全件監査を前提にしない
人間が一件ずつ読んで正しさを保証する仕組みにはしません。選題、収集、執筆、検証、監査をAIへ大きく移し、その条件と結果を公開して外部から検証可能にします。
データと問いを両方つくる
record や statistics を置くだけでなく、そこから社会で考える価値のある 問い を作ります。問いは結論を誘導するためではなく、抜けている視点を増やし、必要なら社会の認知を事実に照らして較正するための入口です。
選題と配信を分ける
伸びそうな 問い だけを選びません。一方で、採択した問いはできるだけ多くの人へ届くように配信します。リーチを最大化することと、リーチだけで選題することは別です。
検証可能性を分かりやすさより優先する
公開できる provenance、audit、判断理由は原則として公開します。すべてを誰にでも簡単に説明し切ることより、必要な人やAIが後から検証できる材料を残すことを優先します。
単一の中心機能を置かない
records、cases、actors、mediaCoverage、statistics、問い、audit、Follow などは、それぞれ異なるループを作ります。一つだけを JapanTracker の中心機能と決めず、複数のループが並列に存在するものとして設計します。
正規ドキュメント
日付付きの検討ログは、意思決定に至った経緯を残す履歴です。現在の方針はこの `/docs/` 配下を正本とし、考えが変わった場合は対応する文書を更新します。
- 目指していること — 何のために作るのか。
- 全体構造 — truth infrastructure と social interface、複数のループ。
- 約束すること — 公開上、守ると決めていること。
- データの考え方 — データモデル、出典、mediaCoverage、statistics、比較。
- AIによる生成と運用 — AIへ何を任せ、人間監査をどう位置づけるか。
- 監査・Provenance・透明性 — 中立性をどう扱い、生成過程をどう検証可能にするか。
- 問い の考え方 — 議論の種となる問いをどう生成・保存・採択するか。
- 問いをつくるときの考え方 — 問いそのものの品質と非誘導性の原則。
- 社会への届け方 — SNSでのリーチ、表現、指標、議論との距離。
- Follow とフィードバックループ — 継続して追う仕組みと複数ループの位置づけ。
- 責任範囲と外部からの指摘 — どこまで責任を持ち、どこから先を社会へ委ねるか。